« 2004年11月 | メイン | 2005年02月 »

2005年01月 アーカイブ

2005年01月01日

言語と文学

言語と文学

言語と文学/書肆心水

先生はえらい

先生はえらい

先生はえらい/ちくまプリマー新書 002

ヒッチコック×ジジェク

ヒッチコック×ジジェク

ヒッチコック×ジジェク/河出書房新社

2005年01月29日

先生はえらい

筑摩プリマー新書 2005年1月

中高生向きの新書シリーズの一冊。日教組も文部科学省も自民党文教族も家庭教育も子供たちも・・・誰も批判しない教育論。じゃあ、何を批判してるんだと言われそうですけど、実は何も批判してないんですよ。「・・・論」て、かならず何かを批判しなきゃいけない、というほど不自由なものでもないでしょう?

ヒッチコックxジジェク

スラヴォイ・ジジェク、河出書房新社 2005年1月 鈴木晶さんとの共訳。

ジジェクのEverything you always to know about Lacan but were afraid to ask Hitchcock 1992の全訳。どういうわけかまったく同一のタイトルの仏語版の本をジジェクは書いているけれど、内容は全く別もので重複しているテクストはない。変なの。
私が訳したのは、「運命の暗号」「第四の側面」「身体を持つことの不可能性」(ミシェル・シオン)と「ヒッチコック的サスペンス」「汚名」「皮膚と藁」(パスカル・ボニツェル)どちらも『カイエ・ドュ・シネマ』系のおしゃれな映画批評家。「第四の側面」はたいへんすぐれたヒッチコックのカメラワーク研究で、私はこれにはげしく触発されて(「まるっとパクって」ともいう)『映画の構造分析』の中のフーコー論を書かせていただいた。鈴木先生、シオンさん、メルシー!

証言と主体-甲野善紀・田中聡『身体から革命を起こす』

「波」 2月号 新潮社 2005年1月 pp.60-61
甲野先生と田中さんの共著、『身体から革命を起こす』の書評。

この本は私の名越本の担当でもある足立真穂さんの編集。
「黒澤明の映画術」をふまえて、甲野先生のとらえどころのない多彩な活動を「藪の中」的な証言によって構成している。
高橋佳三さんがこの中で展開している「野球批判」はずいぶん自主規制したらしい(オリジナルを読んだ指導教官から「お前、高野連を敵にまわす気か?」と問われたそうである)。まだ野球界で生きていきたいので、泣く泣くカットしたらしい。削除分が読みたいね。

横丁の教育論

「ちくま」2月号 筑摩書房 2005年1月 橋本治さんとの「ちくまプリマー新書創刊記念」対談。
pp.6-12

橋本治大先生とはこのときはじめて山の上ホテルでお会いした。私にとっては20年来のアイドルであるから、最初は緊張しちゃって大変だった。うっかりして「桃尻娘」にサインしてもらうのを忘れてしまったぜ。

速度と祝福 God speed you

図書新聞 2712号 2005年1月 

橋本治『蝶のゆくえ』(集英社 2004)の書評。
橋本治の文体の「速度」を論じた。速度と物語の「肌理」の関係を論じたたぶん最初の書評じゃないかしら(ほかの橋本論を読んだことがないから知らないけど)。

God speed you はその昔の暴走族ブラック・エンペラーのドキュメンタリー映画のタイトル。「神の祝福があなたにありますように」の意。

「スピード」という英語の古義には「祝福する」という意味があったんですよ。

About 2005年01月

2005年01月にブログ「内田樹の著作集」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2004年11月です。

次のアーカイブは2005年02月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35