ひとりでは生きられないのも芸のうち ひとりでは生きられないのも芸のうち/文藝春秋 「ひとりで生きられる」ための能力開発に血道を上げていたら、個人の原子化がますます進行してしまいました。「ひとりでも生きられる」のは結構ですけれど、「ひとりでしか生きられない」というのは病気です。というわけで、21世紀の市民的課題はいかにして「誰とでも共生できる」ような人間を育てるか、ということに存するのではないかとウチダは考えるのであります。 前の記事 次の記事